エシカル事業部はどんな人が動かしているか

「余った素材を何かに変えられないか」と相談を受けたとき、最初に対応するのが株式会社タイヨーのエシカル事業部です。持ち込まれる素材は、種類も量もさまざまです。その都度、何をつくれるかを考え、製品にするまでの段取りを進めます。

余った素材を企画に変えるのがエシカル事業部の仕事

エシカル事業部は、余った素材を受け取り、活用方法を考え、製品にするまでを担っています。

素材が届いたら、まず何に活用できるかを検討します。たとえば、アクリル板を粉砕してキーホルダーにした事例があります。クリアファイルを粉砕し、防災・防犯ホイッスルにした事例もあります。同じ素材でも、量や状態によってつくれる製品は変わります。

製品化にあたっては、素材に合った加工先と連携します。布なら縫製を得意とする協力先、樹脂なら成型を得意とする協力先と進めます。素材によって必要な加工も、連携する相手も異なります。担当者はそれぞれの協力先をつなぎ、素材に合った作り方を組み立てていきます。

扱う素材は、布や樹脂、アクリル、千羽鶴など多岐にわたります。企業で余った備品や、製造過程で出た端材、使い終わった資材など、さまざまなものが新たな製品を考える出発点になります。

「楽しみから広げていく」が伊藤さんの提案の起点

アップサイクル事業の立役者である現在のエシカル事業部担当者は、仕事の進め方について「楽しみから広げていく」と話します。

余った素材を前にしたとき、まず「おもしろい」と感じること。それが提案を考えるきっかけになるといいます。話をする担当者が営業部門なのか、総務・広報なのかによっても、求めるものは異なります。相手の部署や状況を踏まえ、本人がまだ思いついていないような活用方法を提案します。

「全ておまかせできる」と声をかけてもらうことが多いのも、こうした提案があるからです。余った素材をどう製品にするか、企画から製品化までを任せられることが、エシカル事業部の強みになっています。

「楽しみから広げていく」という言葉には、素材の新しい使い道を考えることを楽しむという仕事への姿勢が表れています。

110年の技術基盤があってこそ多様な提案ができる

アップサイクルとは、余った素材や使い終わったものを活用し、新たな製品に生まれ変わらせることです。タイヨーが多様な提案をできる背景には、110年にわたるものづくりの経験があります。

もともと紙加工を手がけてきたタイヨーは、オリジナルトランプの製造にも長く取り組んできました。こうした経験を通じて、素材の特徴や加工方法について知識を蓄えてきました。その経験が、素材に合った製品や加工先を考える際に活かされています。

社内には「任せて、失敗を責めない」という空気があります。前例のない素材でも、まず試してみることを会社が後押ししてきました。素材が変われば、新しい加工方法や協力先を探す必要があります。そうした試行錯誤を重ねることで、対応できる素材や製品の幅を広げてきました。

110年にわたる技術と経験、そして協力先とのネットワークがあるからこそ、さまざまな素材を新しい製品へとつなげることができます。

楽しみを仕事にする人たちがいるから余ったものが企画になる

素材のおもしろさを見つけ、活用方法を考え、これまで培ってきた加工の知識や協力先とのつながりを使って製品にする。こうした仕事を担う人たちがいるからこそ、余った素材を新たな製品に活かせます。

余った素材の種類や量、状態が分かれば、どのような活用方法が考えられるかをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

タイヨーの取り組みやものづくりについて、まずお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. エシカル事業部ではどんな仕事をしていますか

余った素材を受け取り、企画して製品にするまでを担う部署です。アクリル板からキーホルダー、クリアファイルから防災・防犯ホイッスルをつくった例があります。布なら縫製の協力先、樹脂なら成型の協力先と組んで進めるため、素材の種類が変わっても対応できます。タイヨーのアップサイクル事業ブランド「Smart Upcycle」の中核を担っています。

Q. アップサイクルのノベルティはどのように相談すればよいですか

余っている素材の種類・量・状態をご連絡ください。担当が素材を確認して、どんな製品になるかを考えご提案します。「ノベルティとして配りたい」「社内で使う備品にしたい」などの用途のご希望があれば一緒に教えていただくと、より具体的な提案ができます。まずはお問い合わせください。

Q. エシカル事業部に持ち込める素材の種類は何ですか

布・樹脂・アクリルなどさまざまな素材に対応しています。シートベルトの端材からポーチ、車のシート端材から入館証ケース、クリアファイルから防災・防犯ホイッスルをつくった例があります。「これは無理かもしれない」という素材でも、まずご相談ください。素材の状態と量によってできる製品の選択肢が変わります。

Q. タイヨーがアップサイクルを得意にしている理由は何ですか

110年のものづくりの経験を通じて、素材ごとに向いた加工方法と協力先のネットワークを積み上げてきたことが大きいです。社内には「任せて、失敗を責めない」空気があるため、前例のない素材でも担当者が積極的に試みてきました。素材を前にしたとき、まずおもしろいと感じるかどうかを起点にする姿勢が、発注者が想像していない提案につながっています。