バイオマス素材とは石油を減らせるプラスチック

プラスチックを選んでいるのに、石油の使用量を減らせる。この一見矛盾するようなことを可能にするのが、バイオマス素材を配合した樹脂です。
ノベルティの素材としても選ばれ始めているバイオマスプラスチック。その基本から、私たちが実際に使っている原料、作れるノベルティの種類まで紹介します。
バイオマス素材は植物由来の有機物を樹脂に混ぜたプラスチック
バイオマス素材とは、植物など生物由来の有機物を石油由来の樹脂に配合したプラスチックです。
木くず・竹・食品を加工した後に余る素材(食品残渣)などを粉砕して粒状にし、樹脂に混ぜ込んで製品に成形します。混ぜ込んだ有機物の分だけ石油由来の成分が置き換わるため、その割合の分だけ石油の使用量を減らせます。
外見や強度は一般的なプラスチックとほぼ同じです。配合する素材によっては独特の色合いや質感が生まれることもあり、それ自体が素材のストーリーを伝える手がかりになります。「環境に配慮した素材を使いたいが、製品の実用性は変えたくない」というお客様に選ばれるのはこの特性からです。
re:Rezinが使う原料は間伐材端材とさまざまな食品残渣
私たちが開発したバイオマスプラスチック「re:Rezin(リレジン)」は、「自然と生きるプラスチック」という言葉で、その考え方を表しています。
その出発点にあるのは、平林社長の問いです。間伐材の端材や、食品を加工した後に余る素材を前に、「使える部分は本当にないのか」と自問し続けました。余ったものをそのままにしてきた「もったいない」の先に何ができるのかを考え続けた結果、re:Rezinは生まれました。
re:Rezinに使われている原料は、間伐材の端材を中心に、お茶がら・コーヒーかす・木くず・おから・竹炭・竹の6種類です。食べ物を作る過程で余った素材(食品残渣)や、木材の加工で出る端材を主な原料としているため、食糧として使われる作物とは競合しません。
一般的なバイオマスプラスチックには、とうもろこしや大豆など、食用の作物を主な原料とするものもあります。食糧問題との兼ね合いが気になる場合でも、re:Rezinのように食用にならない残渣や端材を使う素材なら、その点を気にせず選ぶことができます。
re:Rezinで作れるノベルティはコースターやボールペンなどの樹脂製品
re:Rezinはすべて樹脂製品として成形します。粉砕した有機物を樹脂に混ぜ込み、金型で製品のかたちに仕上げる工程です。
現在の主な製品ラインナップです。
- ホイッスル
- うちわ
- 定規
- キーホルダー
- コースター
- トレー
会議室に置いて毎日使うものから、手軽に配れるグッズまで、幅広い用途に対応しています。御社の事業に関連する素材(コーヒーを扱う企業ならコーヒーかす、お茶を扱う企業ならお茶がらなど)を選ぶと、受け取った方にも、その素材の由来を具体的に伝えられます。「このコースター、どんな素材なんですか」という会話が生まれやすいのも、由来が見える素材ならではです。
名入れや形のカスタマイズについても相談できます。どの製品が合うかわからない場合は、用途や配布先の状況を聞かせていただければ、一緒に考えます。
バイオマス素材のノベルティは石油プラを減らせる実用的な選択
バイオマス素材を選ぶことは、「プラスチックをやめる」とは違う選択です。使い続けながら、石油への依存を少しずつ下げていくことができます。
混ぜ込む有機物の量が多いほど、石油由来のプラスチック成分が減ります。どの割合まで配合できるかは製品の強度や用途によって変わるため、削減できる量は製品ごとに異なります。「混ぜた分だけ減らせる」という原理として理解しておくと、発注時の判断基準になります。
配るノベルティにバイオマス素材を選ぶと、受け取った人に「どこから来た素材か」を伝えられます。御社の余っている素材や事業に関連する素材を使えば、ほかでは手に入らないノベルティになります。気になる素材や使い道があれば、まずはご相談ください。
よくある質問
Q. バイオマス素材にはどんな原料が使われますか?
A. バイオマス素材の原料は製品によって異なります。私たちのre:Rezinには、間伐材の端材を中心に、お茶がら・コーヒーかす・木くず・おから・竹炭・竹の6種類を配合しています。食べ物を作る過程で余った素材(食品残渣)や木材の加工で出る端材を使っているため、食糧として使われる作物とは競合しません。非可食系の残渣を主原料にしている点がre:Rezinの特徴のひとつです。
Q. バイオマス素材を混ぜると石油プラスチックをどれだけ減らせますか?
A. 混ぜ込んだ有機物の分だけ石油プラスチックを減らせます。配合量が多いほど石油由来の成分が少なくなるという原理です。ただし配合の割合は製品の強度や用途によって変わるため、「一律に何%削減できる」とは断定できません。「どれだけ減らせるか」は使いたい製品と用途に合わせてご相談ください。
Q. re:Rezinで作れるノベルティにはどんな種類がありますか?
A. re:Rezinはすべて樹脂製品として成形します。主なラインナップはコースター・ボールペン・定規・キーホルダー・うちわ・トレーです。毎日使うデスク用品から配りやすいノベルティまで対応しています。配合する残渣の種類(コーヒーかす・お茶がら・竹炭など)は用途や企業イメージに合わせて選べます。名入れやカスタマイズも相談可能です。
Q. バイオマス素材のノベルティ制作はどこに相談できますか?
A. 株式会社タイヨーのre:Rezin窓口にご相談ください。素材の組み合わせ・製品の種類・数量・名入れなど、ノベルティとしての要件に合わせてご提案します。「こんなものを渡したい」「御社で余っている素材を活かしたい」という段階からでも相談に応じています。Webフォームまたはお電話でお問い合わせください。

